さよならの朝に約束の花をかざろう

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☆☆☆☆ 1.8

美しい世界観とキャラクターが織りなす "本来なら" 幻想的な物語に出来る要素が揃っている雰囲気に「陰気」の靄(もや)を全体にかけ、残酷な展開や設定を随所にこれでもかと言わんばかりに挿入する監督・脚本の仕法に対して終始不快感を示さずにいられなかった。寿命に大きな差がある異種族間で描く事で視える「いつまでも変わらない子に対する母の愛」を伝えたかったのかもしれないが、ならばこそ"不必要な残酷な描写"が多いように感じた。本当に勿体ないと思ったし、もっと美しい作品に仕上げてもらいたかった。(※これから観ようと考えている人は、僕の意見は参考にしないでほしい。何故なら筆者はこの作品を通じて制作側が伝えたいとするメッセージを受け取る事が出来なかった、つまり「自分に向いていない映画」だったからだ。あなたが観るときっと感想は違うはずである。)